ここ最近増えているのが玄関タイルのストーンコーティング(タイルコーティング)です。それも室内ではなく外部のタイルです。室内のものはフロアコーティングや水周りコーティングとの組み合わせでご注文いただくことが多いのですが、外部の場合はほとんど単独のご注文です。

玄関やポーチ、階段などが対象ですが外ということはアウトドア、したがって雨が降ると施工が延期となってしまいます。当社では前日に天気予報をもとに施工の可否を判断するようにしています。でも、予定している工事が延期になると、それはしがない施工会社としてはけっこう辛かったりします。

玄関ポーチ

羽村市のお客様邸 磁器質タイル(手前は無釉・奥は施釉)

石材質タイルのコーティングの難しさ

ただ、外部の石材タイルを施工する会社は少ないようなんですね。雨天の問題も少なからず影響しているかもしれませんが、素材として塗装や事前清掃での汚れ落としが難しいということはあると思います。

一般的に床用の石材タイルには以下のようなものが利用されます。

  • 磁器質タイル 吸水率1%以下
  • せっ器質タイル 吸水率5%以下

磁器質タイルのほうがより固く、吸水性が低いのですが一見すると水など染み込みそうにないようにみえてどちらも吸水性があります。

さらに、どちらのタイルも釉薬(うわぐすり)が施されている施釉タイプと施されていない無釉タイプがあります。釉薬タイプのほうが汚れがつきにくくお手入れし易いといえます。

他にも成形法や焼成法によりタイルは性質が異なり、多種多様性があります。

タイルの外階段

緑区の歯科医院 磁器質/施釉タイル

そとのタイルはけっこう汚れが激しいことも

お外で活躍するタイルですので土砂などで汚れたりします。日陰になる場所ではカビの発生もあります。また自転車などを置いておくとタイヤにより黒い跡が付いたりすることもあります。滑り止めのため表面がざらついた加工がなされているものもあり靴のソール跡などがつきやすかったりします。

そこで汚れ防止としてタイルコーティングが役に立ちます。釉薬ではありませんが表面にフッ素シリコーン剤を塗布することで汚れにくくなるのです。塗布された塗料は表面から内部へと侵入します。けっして表面に被膜をつくるわけではありませんが、浸透した塗料には機能性があり汚れなどの物質が固着しずらくなるのです。

浸透性コーティングですから塗膜が剥がれたりすることがありません。耐用年数は使用状況にもよりますが5年~7年位は持ちます。その後は再度清掃して塗り重ねることが可能です。

石材質タイル

青葉区のお客様邸 磁器質/施釉タイル

てるてる坊主の必要性

タイルを清掃して塗装するという仕事内容からいうとハウスクリーニング業者などの清掃業者や塗装業者が浮かび上がります。ところが清掃業の方々にはコーティングの知識がありません。ならば塗装屋さんに頼もうかといっても塗装業者は一般的に色のついた塗料でペイントするのが仕事で私たちの使用するような機能性塗料の扱いは不得手です。

ということで人づてに聞いた当社へ玄関やポーチのタイルコーティングの依頼が集まるのだと推測しています。たいへん嬉しいことなのですが、雨天による延期で一日仕事が空いてしまうのが唯一の悩み。誰か効き目絶大の「てるてる坊主」が買えるところ教えてください!?