新しいマイホームに入居されるときはフローリングについて情報を得ているほうがよいでしょう。床材の種類によってできるお手入れ方法なども微妙に違ったりします。ましてフロアコーティングを検討しているなら、相性のよいタイプのフロアコーティングや避けたほうがよいものもありますので知っておいたほうが絶対よいです。

最近では一戸建てもマンションも主流となっているのがシートフローリングです。今回お伺いした横浜市泉区のお客様が購入された新築一戸建ても大建工業のサンロードアートというシートフローリングでした。ご存知の方も多いかもしれませんが表面が木目をプリントしたプラスティックシートが貼られているタイプのフローリングです。

シートフローリング施工後

フローリングにはシートフローリング以外にもいくつかの種類がありますが、今回はシートフローリングへのコーティングをお勧めする記事となります。他の種類のフローリングについて知りたい方は以下の記事が参考になります。

フローリング種類によるフロアコーティングの相性

マイホームを購入される段階ではそれほど気にしていないかもしれませんが、実際にお住いになる直前になるとフローリングのメンテナンスが気になったりします。ぜひ続きをお読みください。

シートフローリングを美しく維持するには

自分でワックスを塗ればよい(ご主人に塗ってもらう!?)と思っている方もいるでしょうけれども、じつはシートフローリングにムラなくワックスを塗るのは至難の技なんです。

シートフローリングのメンテナンスでちょっと困るのは以下の2点なんです。

  1. 慣れていない一般の方がワックスを塗るのは難しい
  2. 木のフローリングとは違い経年で風合いが増すことはなく、キレイな状態は放っておくと長持ちしない。

どういうことなのか以下に説明いたします。

慣れていない一般の方がワックスを塗るのは難しい

シートフローリングの場合はもともとワックスレスとかワックスフリーといってワックス無用を謳っている商品も多いです。「傷に強いからワックスで保護する必要はない」ということを主張していますが、傷がつかないわけではないですし、フローリングが劣化する要因は他にもたくさんあります。

概してシートフローリングは水に弱い傾向があります。これは表面の問題ではなくフローリングの構造の問題ですが、簡単にいうと表面のシートと下部の加工木材の性質の違いからフローリングが歪んだり、シートが剥がれたりということがあります。

ワックス無用というのはワックス塗布が一般ユーザーにとってハードルが高いことの言い訳のようにも聞こえます。なぜ、ワックスを塗るのが難しいかというと表面がワックスを撥水するように弾くような作用をするからです。液剤の食いつきが悪く密着があまくなるため、塗りムラ、塗筋、剥がれなどが生じやすいのです。

木のフローリングとは違い経年で風合いが増すことはなく、キレイな状態は放っておくと長持ちしない。

例えば無垢フローリングなどでは経年で消耗しても木ならでは温かみや清潔感は無くなるということはなく(主観ですが)却って風合いを感じさせることも多いです。けれどもシートフローリングの場合は新品時がベストでその後、容姿は衰えてゆくばかり…。2枚目スターのような感じでしょうか?若い時は美男子でも年老いるとエッとなる人多いような。

まとめますと、シートフローリングといっても消耗が避けられない。とくに消耗すると風合いの衰えを強く感じてしまう。かといって自分でワックスを塗布するなどのメンテナンスが難しいとなります。それゆえ長くマイホームの一部分として愛用したいという方にはフロアコーティングをおすすめします。

 

下の写真は横浜市泉区の新築一戸建てでのフロアコーティング施工前と施工後です。フローリングはサンロードアートというシートフロアで水性ウレタンコーティングのフロアプロテクトAP/セミグロス(半艶)で仕上げました。

フロアコーティング前

Before(コーティング前)

シートフローリング施工後

After(コーティング後)

シートフローリングへのフロアコーティングはワックス塗布が難しいのと同じ理由で施工会社によっては依頼を断るところもあるようですが当社では施工を断ることはありません。しっかりと対策しておりますので興味のある方は気軽にご相談ください。

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