床ガラスコーティング

フローリングのガラスコーティングについて、よくお客様から質問される内容にもとづいて説明いたします。ガラスコーティングをご検討の方には是非読んでいただきたい内容となっております。

ガラスコーティングのよくあるご質問

  • 割れませんか
  • シートフローリングにガラスコーティングできますか
  • UVフロアコーティングと比較すると何が違いますか
  • 耐久性はどれくらいですか
  • ツヤはどんな感じですか
  • 舐めても大丈夫ですか

以下に一つづつ回答ともに解説いたします。

割れませんか

通常はガラスコーティングをフローリングに施工して割れることはありません。通常はというのは、もし一部分に液剤を塗りすぎて液溜まりのような状態をつくってしまうとこの限りではないということです。このようなケースは明らかな施工不良ですから保証対象となります。

ガラスコーティングの塗膜はUVコーティングやシリコンコーティングなどハードな塗膜を形成するもののなかでも最も硬いです。そのことからガラスコーティングは物を落としたり、フローリングが撓んだりすることで割れるのではないかと心配される方がいます。(ガラスということからパリンと割れるイメージを喚起するのかもしれませんね)

でも大丈夫です!ガラスコーティングの塗膜は硬いのですが膜の厚さは薄いのです。また硬いといってもフローリングへの使用に適した硬度に最適化されています。そのため塗膜が床材に密着しているぶんにはどれだけフローリングを撓らせてもしっかりと追随します。

シートフローリングにガラスコーティングできますか

ほとんどのシートフローリングにガラスコーティングは施工可能です。一部施工を見合わせているのはトイレや洗面室などの床に使用されるサニタリー仕様のシートフローリングです。サニタリー仕様では床材表面に撥水性や抗菌性をもたせるための加工が施されています。ガラスコーティングを塗布すると弾かれるような作用をするため均一に施工することが難しく密着性にも不安があります。

シートフローリングはオレフィンというプラスティックシートに木目模様をプリントしたものを加工木材からなる基材の上に貼ったものです。ワックスレスフロアやノンワックスフロアなどとカタログに表記されているフローリングは大抵シートフローリングです。最近ではほとんどの新築分譲マンションや建売戸建て住宅に採用されています。

シートフローリングは天然木材を使用した無垢フローリングとは異なり経年により風合いが高まるということはありません。新築時が100点満点の美しさとしたら、その点数は年を追うごとに下がっていきます。なるべく100点に近い状態を維持するにはガラスコーティングがおすすめです。フロアコーティングのなかでもっとも傷や摩耗が生じにくく、汚れも染みになりにくい性質だからです。

UVフロアコーティングと比較すると何が違いますか

使用する塗料の違いによりUVコーティングとガラスコーティングは異なる特徴があります。

  • UVコーティングは紫外線硬化触媒を加えた油性ウレタン塗料を使用します。厚みがあり、高硬度の塗膜を形成します。
  • ガラスコーティングはアルコールベースの常温ガラス塗料を使用します。薄膜ですが、UVコーティングよりもさらに硬い超高硬度の塗膜を形成します。
  UVコーティング ガラスコーティング
耐摩耗性 4 5
耐擦傷性 4 5
耐薬品性 5 4
光沢感 強い 控えめ
臭い シンナー臭 アルコール臭

耐摩耗性・耐擦傷性

より塗膜硬度の高いガラスコーティングのほうがお子様のいたずらや家具移動などによる傷・摩耗はつきづらいです。

耐薬品性

ガラスコーティングも優れていますが油性塗料のUVコーティングのほうがより対応力があります。

光沢感

UVコーティングのほうがよりテカテカとした艶感があります。ガラスコーティングは比較的控えめな艶感です。
(※ただし床材によります)

臭い

完全乾燥するとほぼなくなりますが作業中や乾燥中ではUVコーティングはシンナーのような強い刺激臭がします。ガラスコーティングは石油系溶剤にかわりアルコールが使われているため、ほんのりとお酒の臭いがします。

UVコーティングとガラスコーティングは工事代金もおおよそ同じ価格帯ということもあり、どちらにするかで迷う方も多いと思います。上記の項目で重要視したいものがある方は…例えば、お子様がオモチャでフローリングに傷つけるのを防ぎたいなら耐擦傷性の項目でより優れているガラスコーティングにするとよいでしょう。

耐久性はどれ位ですか

フロアコーティング全般に言えることですが耐久性は使用状況によります。例えばやんちゃ盛の男の子3兄弟のいる5人世帯とご高齢のご夫婦お二人の世帯とではフロアコーティングの消耗度はかなり変わってきます。

とはいってもやはりある程度の目安になる耐久年数は知りたいものでしょうから、平均的なことをいうとガラスコーティングの場合は大体15年~20年といったところではないでしょうか。それくらいの年数を目安に再コーティングすると良い状態を維持できます。

ちなみにフロアコーティング業界では従来より20年とか30年といった超長期の保証をする慣例があります。ただし、一般的にこれはあくまでも施工不良による不具合の保証ですから、使用することにより剥がれたりといったことでは対象となりません。施工不良による不具合が何年も経ってから発生することは、まずあり得ませんからフロアコーティング会社からすると何とでも言えるのです。

何となくA社の20年保証フロアコーティングよりもB社の30年保証フロアコーティングのほうが品質が高いように感じるかもしれません。けれども、じつはそれが一番の狙いだったりしますので注意しましょう。

ツヤはどんな感じですか

ガラスコーティングは何度も言うようですが塗膜硬度が他コーティングの2倍程も高いのですが塗膜の厚みは薄いのです。したがって比較的控えめな光沢感となります。

表面の質感が鏡面のようなフローリングの場合はそれなりに強い光沢感がでますが、反対に半つや仕上げのようなフローリングの場合はそれにともない半つやに近い仕上がりとなります。

最近多いシートフローリングでは、どちらかというとツヤを抑えた風合いものが多いです。それらにガラスコーティングをした場合は半つやに近い自然な光沢感の仕上がりになります。

あまり光沢感が強いと触れてもわからないような薄い擦り傷が見る角度によっては目立ってしまいとても気になることがあります。ガラスコーティングではほどほどの光沢感ですから扱いやすいと思います。

舐めても大丈夫ですか

大丈夫です!これはとくに小さなお子様をもつ方が質問されることです。当社の使用するガラスコーティング塗料はアルコールベースですから食品衛生法・食品、添加物等の規格基準に適合しています。舐めても成分が溶け出すことはありませんし、おすすめはしませんが問題はありません。

店長のひとこと

ガラスコーティングの最大の特徴は超高硬度な薄膜というところにあります。塗膜がフローリングを覆うことで保護するわけですから塗膜の性能はとても大事です。

フローリングのコーティングは対象が床ですからとくに物理的な負荷に対応する性能が問われます。床は毎日、踏みつけられ、家具やオモチャで擦られたり、物をぶつけられたりするのです。

柔らかい塗膜ではどんなに厚みがあっても日々の生活を送るうちに傷や摩耗が生じて見るに堪えない状態になってしまいます。ガラスコーティングでは超高硬度の塗膜が傷や摩耗を最小限に抑制してくれる、その点が何と言っても一番のガラスコーティングのメリットとなります。

当社のガラスコーティングはフロアガラスSiという名称で大変好評を得ております。ご興味のある方は是非ご相談ください。

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