カラオケ店受付前

お店の床にワックスを塗って管理されている事業者は多いと思います。けれども毎日のようにクリーニングしてワックスを塗るのでなければ、より効果が長持ちする水性塗料を塗るほうがメリットは大きいのではないでしょうか。

ワックスの一番の長所は手軽に塗ることができ、また剥がすこと(除去すること)ができることです。ワックス剥離剤という専用の洗剤を使用すると簡単に溶けますので、塗布して固まったワックス塗膜を取り除き原状回復するのは容易なのです。

けれども簡単に剥がせるということは、それだけ塗膜の強度がゆるいということも言えます。それゆえ私たちの行う水性塗料によるフロアコーティングと比較すると以下の点が短所となります。

ワックスの短所(水性塗料との比較)

  1. 光沢値の低下が早い
  2. 汚れを抱き込んでしまう。(ワックス塗膜自体が汚れる)

上記の結果どうしてもワックス塗布によるフロア管理は作業頻度が高くなります。一日に何十人も何百人も来店するようなお店では、あっという間にツヤがなくなり、ワックス塗膜が汚れてしまいます。そのためフロアをいつもキレイに維持するには、かなりの頻度でワックスを塗る必要があります。また、数回塗布し厚みの増したワックス塗膜は汚れを抱き込んでいきますから2~3回ワックスを塗る度に剥離作業を行う必要があります。

一概に店舗といっても様々な種類がありますが、総じて一般家庭と比べるとはるかに沢山の人が床の上を歩くことになります。しかも土足のまま入室することが多いですよね。そうなってくると、清掃業の一環として行うワックスではなくフロアメンテナンス専門業者によるフロアコーティングがより適していることが多いです。どういうことなのか、当社顧客企業様の事例を持ち出し、もう少し詳しく説明いたします。

当社顧客企業様のケース

今回ご紹介させていただく東京都新宿区は歌舞伎町にあるカラオケ店様でも定期的にハウスクリーニング業者へ依頼してワックスを塗っていました。ところがワックスでは持ちが悪く2~3日しかツヤが維持できなかったため当社に相談が持ち込まれまたのです。

最初に店舗へお伺いしてフロアの状態を確認したところ、2週間前にワックスを塗ったばかりという離しでしたがツヤは全くといっていいほどありませんでした。さらにはワックスの塗り重ねによる弊害が生じていました。それは上述した汚れの抱き込みです。同店舗では来店時に靴を脱ぐことはありませんから靴底についていた汚れや、ラバーソールの跡がワックス塗膜と一体化したような状態でした。

フロアコーティング施工は先ず汚れの入り混じったワックス塗膜の剥離作業から始まります。廊下の中央など動線部分はワックス塗膜がすり減っていましたが、部屋の隅などは重ねに重ねたワックスと汚れが堆積している状態でした。これらを全てコーティング前に取り除き、素材表面に何もついていないスッピン状態にします。その後、Bonaというメーカーの重歩行エリアに適した水性ウレタン塗料を2回重ねました。

施工前

施工前の状態です。

施工後

施工後の状態です。

その結果、ワックスとは段違いのツヤの持続性が認められ同店舗からは3~4ヶ月に一度の頻度で継続的にフロアコーティングによるフロアメンテナンスの依頼をいただいております。

施工するたびに水性ウレタン塗膜は厚みを増し強度が高くなっていきます。毎度、しっかりとした事前清掃を行っていますので塗膜もクリアーなままです。同店舗の店長様は「2~3日しかもたないワックスなんて、もう二度とやらない」といっております。

施工の有無の違い

奥が施工範囲外のエリア、手前が施工したエリアです。かなりの違いが…。

一日に14室あるカラオケルームが何回転もする人気のお店ですから、ワックスではそれこそ1週間に1度くらいの頻度でメンテナンス作業が必要だったと思います。

3~4ヶ月に一度だとあまり経済性がよくないと思われる方もいるかもしれませんが、2回目移行はワックス剥離作業が必要ありませんので最初の施工と比較すると費用は6割程度に収まっております。こちらのカラオケ店様のケースでは一日の来店者が100名を優に超えますので、この頻度になります。個別の事情もありますが私の感覚では来店者が一日50名程なら半年に一度位、20~30名程なら1年に一度位の塗り重ねメンテナンスで良い状態を維持できます。

一般住宅のように一度フロアコーティングすると何十年も大丈夫ということは店舗(特に土足で入店するお店)ではあり得ません。それでも大抵の場合ワックスで美観維持を図るよりも経済的なですし、顧客満足度にもより貢献できるかと思います。

商売繁盛のためにはお店のクレンリネスはとても重要ですから、今回カラオケ店様のケースを耳にして興味をもたれる方は多いのではないでしょうか。ぜひ、当社へご相談ください。

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