温泉の日にちなんでおフロのコーティングの話を少々、紹介させていただきます。

浴室コーティング

みなさん知ってました?11月26日は「いい風呂の日」だそうです。温かいおフロに入っている間は一日のなかでも数少ない幸せを感じる瞬間ですよね。湯上がりの爽快感というのもたまりません。ああビールが飲みたい!?

一日の疲れを癒やしてくれる大事なイベントであるおフロタイム、とても重要なことです。そして言うまでもありませんが気持ち良く入浴するため浴室は清潔に保ちたいものです。

おフロは水を使いますので、カビが発生しやすいです。また、石鹸やシャンプーの残滓や髪の毛、皮脂などが汚れの原因となりがちです。不潔にしているとヌメヌメとした汚れが発生しますが、あれはバクテリアなんです。おフロにはタンパク質が含まれる汚れが多いので繁殖するのです。

そんなおフロを清潔に保つため役にたつのが「水周りコーティング」です。フッ素が含まれるシリコン塗料をコーティングすることで汚れがつきにくくなります。コーティングの前には少し強い殺菌力のある洗剤でカビや汚れをクリーニングしますので、完全ではないかもしれませんが浴室内のカビ菌やバクテリアなどの細菌を死滅させ、クリーンな状態にリセットします。

水周りコーティング(浴室)のポイント

  1. 強力な洗剤(次亜塩素)を用いてクリーニングすることで浴室内を殺菌する
  2. フッ素・シリコン樹脂塗料でコーティングすることで汚れがつきにくくなる
  3. コーティング後、抗菌処理をしますのでカビ対策になります。
  4. ふだんお手入れが行き届かない天井も施工します。
  5. 使用後、シャワーで汚れ落としすることで、かんたんにキレイに!

水周りコーティングをした浴室は汚れ落ちがよくなりますから、使用後のお掃除はかんたんになります。お風呂用洗剤などを毎日使用しなくてもシャワーで水を流せばたいてい大丈夫です。

ユニットバス

効果の持続性は2年程ですが、付属のメンテナンススプレーを定期的に使用することで効果は継続します。興味のある方は、ぜひご検討いただきたいのですが、注意点としては2つあります。

一つは水垢の問題です。水滴が乾いたあとに残る白い跡は水道水に含まれる成分の影響ですから使用後に水拭き等をしないかぎりついてしまいます。(早めに拭けば簡単にとれます。)

二つ目はツヤ(光沢感)です。コーティングというとピカピカに輝く仕上がりを連想する方が多いのですが、わずかにツヤは上がるのですがそれほどではありません。なぜかというと浸透性タイプのコーティングだからです。素材の表面に塗膜が形成されるというよりも、素材に浸透することで機能を発揮するコーティングなのです。(浸透性ゆえ剥がれるなどの施工不良はありません。)

新築でもすでにお住いになっている家にも水周りコーティングは可能ですが、繰り返しタワシ等で擦り素材に無数の傷がついている状態では汚れ防止効果があまり期待できません。なるべくお早目のタイミングでご依頼ください。なお、未使用の場合はクリーニングは簡易クリーニングとなりコーティング費用のみとなります。

これから、ますます冷え込みおフロのありがたみが身にしみる季節が到来します。大掃除の時期にもなりますので他のお部屋のお手入れも含めてご依頼いただくのもよいかもしれません。フローリングや玄関タイル、キッチン、洗面室などなど、いろんな箇所へのコーティングサービスを承っております。